センター長:海外研修に行ってきました: Part I. オマハコース@ネブラスカ

つきやま歯科医院 福岡 審美歯科・インプラント・再生医療センター センター長 築山鉄平です。

 

前回のブログで学会講演の模様を掲載致しましたが、息もつかせぬまま次の海外研修コースに参加して参りました。
このコース Part Iとして日本では珍しい解剖学に基礎をおいた実習コースです。昨今、インプラント治療による事故も数々報告され、適切に行われれば素晴らしいインプラント治療も不十分な教育環境のために、十分な評価を得る事ができていません。インプラント治療で特に重要になるのが、顎顔面解剖を正しく理解する事です。正常の解剖を理解してこそ、そうでない状況を見極める事が出来る。それがこのコースの主旨です。

 

コースディレクターは世界ベストセラーの解剖書を執筆されたDr. Nortonです。歯学部生のときあれだけ苦手だった解剖学が魔法にかかったように紐解かれてゆく講義に感嘆(簡単?)を覚えました。1日目は座学を中心とした基礎解剖学の復習で、2日目は献体を用いた解剖学実習です。1日目で頭の中がすっきり整頓されてますので、2日目の実習は本当に有意義なものになりました。日本でこのような経験をする事はまず不可能なので、日本の教育現場の見直しも今後課題

かと思われます。

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Dr. Norton執筆のネッターの頭頚部・口腔顎顔面の臨床解剖学アトラス
この本は昨年、第1版が日本でも出版されましたが即完売し現在第2版を印刷中との事です。世界8カ国語に翻訳されており、私もアメリカで教育を受けている時はこの教科書を使用していました。本当に明瞭に解剖学が理解できる最高の教科書だと公言できます。歯科関係者の方はぜひ医院に一冊あっても差し支えないのではないでしょうか。

Dr. Norton, 宮本主任教授、センター長(左から)

 

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