ミャンマーからの訪問者!

つきやま歯科医院、総合診療医の嘉村康彦です。

 

息もつかせぬイベントラッシュ。勉強の秋を地でいくつきやま歯科医院。今回は珍しい国からの訪問客です。

その国とはミャンマー。つきやま歯科医院に日本がどのような歯科医療を行っているのかを見学に数名の先生がいらっしゃいました。他の歯科医院、技工所、大学病院などいくつかの施設に見学をして、日本の歯科医療は彼らにはとても発展しているように見えたそうです。当院では診療を見学してもらい、その後に院内セミナールームにて意見交換会を行いました。

 

彼らには一見発展しているように見える日本の歯科医療の現状や問題を私からお話ししました。

 

CT(3次元的X線)やマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)などのテクノロジーは欧米にも負けず発展しているかもしれません。しかしながら、技術の発展により日本国民の歯は健全に保たれているかというとそれは別の話になります。むしろ歯科医師が増えたことや治療技術の進歩により、治療の数は増えています。みなさんはそれに違和感を感じませんか?治療の知識、技術を上げることはもちろん医療者としての宿命ではありますが、治療の繰り返しは決して国民の健康な口腔内環境に寄与するものではありません。

 

ミャンマーの先生方も私の話を聞いて深く頷いていましたが、「ミャンマーはそれどころではない、歯ブラシが足りない」と言っていました。日本では歯ブラシや歯磨材は容易に手に入りますが、虫歯や歯周病があふれています。それは個々人に合ったテーラーメイドの予防を実践できていないからです。個々人のリスクをしっかりと知り、適切な予防をすれば、虫歯、歯周病治療の悪循環から脱出できます。

 

ミャンマーの先生方にも是非とも日本と同じ過ちを犯すことなかれと当院院長からも力強いメッセージが送られました。

ミャンマーやインドネシアは日本と比較すると確かに環境は厳しく、いろいろな壁もあるようですが、我々同様あるべき歯科医療実現のため邁進してくれることと思います。

 

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つきやま歯科医院セミナールームにて