理事長の思い

私が歯科医になって約40年になろうとしています。

理事長・院長 築山 雄次

学生時代に東京医科歯科大学の初代の予防歯科初代教授大西正男先生の講義を聴き、予防が医療の基礎をなすものだと確信しました。当時、虫歯の洪水と言われている時代に、治療を早くうまくやる事が良い医療のように考えられていましたが、治療をやればやるほどお口の状態は良くなっていっているようには思えませんでした。

なぜなら、お口の病気の代表である虫歯の原因は解決されないまま、修理に終始する虫歯治療は、あたかもシロアリで朽ち果てた家をシロアリの駆除をしないで修理もしくは新築をするような愚かな行為であったと思われます。

その結果歯科医師は増えたにもかかわらず、虫歯の処置数は増え、削っていない健全な歯は減ったと言われています。

その様な経験から、つきやま歯科医院では平成元年に開院してから「予防を基礎とした診療」を行ってきました。その結果、当初虫歯でかかった患者さんが、治療後予防でつきやま歯科医院に通うことになり、その結果虫歯の無い歯周病も無い人がたくさん出てきましました。

酒田市の日吉歯科医院との出会い

山形県酒田市 日吉歯科

もちろん虫歯や歯周病にならないように通う人も増えてきました。しかしながら、今までのデータを振り返り、コミュニケーションを主体として患者さんに気づきを喚起する従来の手法だけでは限界を感じ、酒田市の日吉歯科医院の門をたたき、2010年よりスウェーデンの予防歯科の教授であったボー・グラッセ教授の提唱する「メディカルトリートメントモデル」を導入し、患者さんの虫歯や歯周病になるリスクを患者さんにわかりやすく「見える化」を行い、より高いレベルの予防歯科を構築することができました。

もともと予防こそが医療の本道と考えていましたので、スタッフ・ドクター共にその方針には違うことはなかったのですが、いざ学となると多くの壁に突き当たりました。

しかしながら、ぶれない志で皆が学び、行動することで着実に前進し、今では以前にも増して正しい考えを持ち、強固なチームとなりました。

それは予防のみならず、治療も根拠に基づいた世界水準の予知性の高い安全なレベルになってきたのです。

明確になった患者さんにとって本当に必要な治療

つまり、予防を行うと見えてきたものは、同時にいったんできた疾病に対して、よりしっかりとした治療が必要ということが明確になり、各ドクターが1台の診療チェアーで治療担当の歯科衛生士と二人三脚で1人の患者さんに集中して治療を行う環境、患者さんに寄り添い一般的な疾患への基礎的な臨床技能と経験を有する総合診療医。

そして、最新かつ根拠に基づいた世界水準の医療を導入するために複数のドクターを海外に派遣、本格的な海外留学経験を経たグローバルスタンダードの専門医たち。

それに、なによりも高度に訓練を受けた、予防や健康教育ができる有能な歯科衛生士。患者さんの気持ちに添いながら、診療スタッフと患者さんをつなぐ受付。全ての人を感染の可能性がある人として、全ての診療に感染防止を実施すると言う考え方(ユニバーサルプレコーションズ)に基づき消毒滅菌を行う消毒専任スタッフ。このような優れた人員のチームにより世界水準の医療を可能にしてきました。

つきやま歯科医院の目指す医療

身体の健康を維持増進する食の入り口であるお口を健全にはぐくみ、健康な人がより健康に、疾患のあるひとには適切な治療を行い、より良い状態を維持増進することです。

『一生涯、健全な自分の歯で食べて、話せて、笑い、それによりQOL(生活の質)が向上すること』ができる人を増やすことがつきやま歯科医院の使命と考えています。

このような考えはスタッフやドクターと共有し、未来を見据えたミッションを掲げ共に創りあげていくことは、このような考えを支える私としてこの上ない喜びです。

「日本の歯科医療の常識にとらわれず、患者さんにとって社会にとって真の健康利益となる世界水準の歯科医療を行い福岡から発信する」ことが私たちの目指し願うことです。