理事長の思い

予防を基礎とした診療

理事長 築山 雄次

学生時代に東京医科歯科大学の予防歯科初代教授大西正男先生の講義を聴き、予防が医療の基礎をなすものだと確信しました。当時、むし歯の洪水と言われている時代に、治療を早く上手くやる事が良い医療のように考えられていましたが、治療をやればやるほどお口の状態は良くなっているようには思えませんでした。

なぜなら、お口の病気の代表であるむし歯の原因は解決されないまま、修理を繰り返すむし歯治療は、あたかもシロアリで朽ち果てた家をシロアリの駆除をしないで修理もしくは新築をするような愚かな行為であったと思われます。

その結果歯科医師は増えたにもかかわらず、むし歯の処置数は増え、削っていない健全な歯は減ったと言われています。

その様な経験から、つきやま歯科医院は平成元年に開院して以来「予防を基礎とした診療」を行っています。患者さんが当院に通い、予防を実践することでむし歯や歯周病の再発を減らすことができました。

目で見てわかる予防

2010年よりスウェーデンの予防歯科の教授であったボー・グラッセ教授の提唱する「メディカルトリートメントモデル」を導入しました。患者さんのむし歯や歯周病になるリスクを患者さんにわかりやすく「見える化」を行い、患者さんが自分のこととして考えることができ、より高いレベルの予防歯科を構築することができました。

理想のチーム医療に必要な人材とは?

  1. 一般的な疾患への基礎的な臨床技能と経験を有し、ホームドクターとして患者さんに生涯寄り添う総合診療医。
  2. 最新かつ根拠に基づいた医療を実践するために、本格的な海外留学経験を経た専門医。
  3. トレーニングを受けた、予防や健康教育ができる有能な歯科衛生士。
  4. 患者さんの気持ちに添いながら、診療スタッフと患者さんをつなぐ受付。
  5. 全ての人を感染の可能性がある人として、全ての診療に感染防止を実施すると言う考え方(ユニバーサルプレコーションズ)に基づき消毒滅菌を行う消毒専任スタッフ。

このような優れた人員がチームを組むことにより質の高い医療を可能にします。

つきやま歯科医院の目指す医療

私たちは、身体の健康を維持増進する食、その入り口であるお口を健全にはぐくみ、健康な人がより健康に、疾患のある人には適切な治療を行い、健康な口腔内を保ちます。
『一生涯、健全な自分の歯で食べて、話せて、笑い、それによりQOL(生活の質)が向上すること』ができる人を増やすことがつきやま歯科医院の使命と考えています。