訪問歯科診療

爽秋の候となり、朝夕はだいぶしのぎやすくなってまいりました。
こんにちは、つきやま歯科医院 総合診療部の西村大樹です。

 

さて、当院では日々患者さんにベストな医療を提供できるよう様々な取り組みを行っておりますが、先日は訪問診療に力をいれられている医院のスタッフにお越しいただき、講義をしていただきました。

 

 

ひとえに歯科医療といっても、医科と同じで様々な専門の先生がいらっしゃいますが、訪問診療を軸に歯科医療をされている先生はあまり多くはありません。

 

その中で、福岡市内にある別府歯科医院で訪問診療を担当されている中尾裕先生に『人生100年時代における訪問歯科診療のコンセプトと実際』というものをテーマに話していただきました。昨今、人生100年時代という言葉が話題になっていますが、歯科においても例外でなく、平均寿命が伸びていく中で、生涯自分の口で美味しく食事を食べるためにより口腔内の健康を維持することが重要なテーマになっています。

 

ただ、日本を取り巻く超高齢化社会においては、様々な全身疾患、認知症などによって診療所に来られない方や自分で歯を磨くことが困難な方がたくさんいらっしゃいます。そのため、出迎い訪問診療を行いますが、通常とは大きく異なる環境のため、多職種が連携して支援し、本人への指導だけでなくご家族や介護者への指導も必要になってきます。中尾先生からは、訪問診療に求められていることや実際の現場、また認知症の方に対するケア技法の一つであるユマニチュードという包括的なコミュニケーションの技法など様々な貴重な話をしていただきました。

 

 

当院も予防歯科をベースにした歯科医療を提供していますが、これからもゆりかごから墓場まで、患者さんに寄り添い、尊厳を大事にする医院であり続けたいと思います。

季節の変わり目ですので、ご自愛くださいますようお祈りいたします。